秋保恒例のルアーキングに参戦し、ラッキーにも優勝することができました。
当日は見ての通りの大雪。
自分のFR車では秋保に来ることはとても無理だと判断し、I社長の車に乗せてきてもらいました。
気温はずっと1℃程度で、一日中ガイドの凍結に悩まされた大会でした。
また、積雪で足場も高くなり、ランディングにも神経を使います。
魚は北宮城産のリバレンススチールで、喰い方にクセがあります。
色々な悪条件が重なっていた大会なので、集中力を途切らせないようなメンタルコントロールが必要な大会でした。
<予選・20分3ローテ・4人中2人抜け >
いつもは2ローテですが、今回は3ローテの戦いとなりました。
自分の釣り座は、1号池アウト側・2号池・1号池イン側のローテでした。
対戦相手は、チームメイトのNさん、ADB代表、秋保の古くからの常連さんでした。
放流ラウンドである1ローテ目はそこそこいい場所に入れました。
魚は絶対にスローだと判断し、ノア18から入りました。
これまでは放流がしっくりと来なかったリバレンスですが、今回は比較的上手く取る事が出来ました。
北宮城のような速さは無く、かなりゆっくりと喰ってくれるので、慌てずに魚の重みを感じてから軽く合わせる感じでOKでした。
ノア18では5本キャッチしました。
セカンド系カラーに替える際にバンナ17に変更しました。
ここから数を稼ぐために自分的な秋保鉄板カラーを投げたのですが、なかなかバイトが得られません。
レンジ感が掴めていなかった感じで、何とか2本追加するに留まりました。
ただ、最後の一投で表層を巻くとバイトがあったので、もしかして上目?と思いながら1ローテを7本で終了しました。
9-7-4-3の2位で2号池での第2ローテとなります。
2号池はプラで魚が薄いと判断したイン側となってしまいました。
居着きの魚が少ないこの釣り座では、放流魚の残りを狙うしかありません。
という事で、かなり強めのカラーのバンナ17から入りました。
レンジを探っていくと中層上目でバイトが出ました。
掛けられるようなバイトではないのですが、放流魚がいる事が判明しましたので、これらをどう取るか考えました。
アウト側に入った二人は順調にスプーンで数を重ね始め、猛攻をかけています。
鉄板勝負じゃ分が悪そうなので、波動を変えてクランクへのシフトを決断します。
狙いは放流魚なので、動きは強目ながらもレンジを探れるモノ、という事でパニクラMRを選択。
ここで判断を誤ると予選通過は無くなるので、緊張のルアーチェンジでしたが、何とか及第点の2本をキャッチしました。
結果、第2ローテは11-9-8-8とかろうじて2位をキープできました。
そして最終ローテ。
幸い、自分の釣り座の前には魚が見えました。
やはり上目で良さそうです。
バンナ14を選択して、中層上目を丁寧に巻いてみました。
カラーローテしながら2本釣り、トップと並ぶ事が出来ました。
しかし安全圏ではないので、さらなる追加を目指しました。
そこで、プラで良かったダブルクラッチ を投げることにしました。
プラとはレンジが異なるのか、マジックジャークの間合いが異なりました。
短い時間で何とかそれを合わせることができ、結果として2本追加する事ができ、トップを捲ることができました。
結果、13-11-11-8で1位通過する事が出来ました。
プラで見つけたパニクラMRが功を奏し、第2ローテの苦しい釣り座で2本取れたことが勝因です。
自分的には上出来な追い上げだったと思います。
<決勝・20分2ローテ >
決勝は6人での勝負となりました。
決勝戦を制するためには、放流が落ち着いた後半にも数を伸ばす必要があるので、後半の戦いを考えて釣り場を選びました。
この日に勝負に出るとしたらイン側だろうと判断。
また、予選はアウト側で放流ラウンドをやったので、前半はアウト側の方が安心。
この条件がマッチする前半アウト側という選択をしました。
前半のアウト側の釣りは、出遅れずに後半にチャンスを繋ぐことなので、前半同様にノア18で放流をやり、そこそこの位置につけることを目標にします。
案の定、ノア18で5本、バンナ17で2本の合計7本、と予選と全く同じ釣りになりました。
9-7-7-7-4-2と好位置に着けました。
そして後半戦が始まります。
中層上目のレンジで動いている魚は比較的活性が高い感じがしたので、これらを狙って追い上げを図ります。
ただ、活性は高く見えても、すでにルアーを見飽きている魚なので、どこかでスイッチを入れてあげないとなかなか喰って来ません。
なので、色々な見せ方をして反応を探るところから始まりました。
レンジとスピードを勘案し、選んだスプーンはバンナ14。
1投目、表層からの巻き下げの途中でバイトがあり、幸先よく後半1本目をキャッチ。
また、その後の数投で、巻き下げたスプーンの軌道を上げる瞬間の加速時にバイトが出ることがわかりました。
それが分かってから、カラーローテをしながら一気に4本追加し、後半釣果を5本とします。
ここでトップに躍り出ました。
ただ、安全圏ではないので、次の手を考えました。
横に誘うスプーンを休ませ、縦に誘うミノーにチェンジしました。
大胆なルアーチェンジなのでドキドキでしたが、プラや予選の時よりも浅いレンジでバイトが頻発しました。
掛け損ないもありますが、コンスタントにキャッチすることができ、ダブルクラッチで4本追加することができました。
反応が続いたので、スプーンに戻ることなくタイムオーバー。
結果、16-13-9-8-4-4で優勝することができました。
今回は、予選も決勝も前半で好位置をキープし、最終ローテでしっかりと捲って完勝するという、理想的な展開で勝つことができました。
地道に練習しておくとラッキーな日もあるということです笑。
関係者の皆さん、大雪の中、お疲れ様でした。
<今回のタックル>
ロッド:アングラーズシステム ラングレン60LX
リール:シマノ 14ステラ C2000S
ライン:よつあみ D-PET 0.4号
リーダー:フロロ0.6号
ロッド:アングラーズシステム ラングレン63L
リール:シマノ 14ステラ C2000S
ライン:インフィニティーPE 0.2号
リーダー:フロロ0.6号
ロッド:ロデオクラフト 999.9マイスター ブロンズウルフ 59MH-K
リール:シマノ 14ステラ C2000S
ライン:インフィニティーPE 0.2号
リーダー:フロロ0.6号
ロッド:ロデオクラフト 999.9マイスター ホワイトウルフ62UL-e
リール:シマノ 16ヴァンキッシュ C2000S
ライン:よつあみ S-PET 0.3号
リーダー:フロロ0.5号